メリヤスとは 莫大小(メリヤス)


メリヤスとは、ニット(編物)の別名です。昭和30年ころまで ニットをメリヤスと一般に呼んでました(そのまで頃は 下着や靴下に使用が大半でした)。それが ニットの使用範囲が外衣(アウター)に広がるにつれて、肌着や靴下のイメージの強い「メリヤス」から だんだん「ニット」と呼ばれるようになりました。

今でも肌着などの生地は メリヤスと呼ぶのが一般的です。(靴下は もう最初からあの形で 編まれます。パンストもそうです。布生地を切って縫い合わせる事は まずありません)

メリヤスは江戸時代から輸入されていて 靴下の意味のポルトガル語「メイアシュ(meias)」や、スペイン語「メジアス(medias)」から 来たと言われています。

漢字で「莫大小」と書きますが、「莫」はなし つもまり伸縮性があって 大小を問わないと言う意味です。

この記事は 布生地通販の生地屋店長の三浦宗之が書いています。

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メリヤスとは 莫大小(メリヤス)」への6件のフィードバック

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  5. 高島 豊

    お尋ねします。メリヤス(コットン)の肌着は種類があって、どれも肌触りが違いますが、どうやって見分けたらいいのでしょうか。

    返信
    1. kijiya 投稿作成者

      高島さま 書き込みどうもありがとうございます。

      私も ニット(メリヤス)は、あまりよくわかりません。素材(混率)と手触りで 選ぶしか方法を知りません。

      同じコットンでも 中の繊維1本1本が 細ければ、手触りはよくなるでしょうし(耐久性は 落ちる事が多い)、非常に稀ですが 中の糸に撚糸がかかっていれば ドライ(乾いた少しザラザラする感じ。汗をかくような季節向け)な感じになります。

      ただ 激しいスポーツをされる方や 私のように汗っかきの人は、コットンよりも 吸汗速乾機能のある合成繊維のものがいいと思います。(コットンは一度濡れると とっても乾きにくいです)

      返信

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